そのお悩み、
事業承継で
解決するかもしれません！

森さんは二代目社長。早逝した先代社長が大切にしてきた経営方針を守りながら「森塗装」は30年間、順調に成長を遂げてきました。

しかし近年、取引先だった大型商業施設が相次いで閉店するなど、次々押し寄せる急激な時代の変化に、森さんは「このままでは会社は生き残れない」「従業員たちの生活を守らなくては」と考えるようになったといいます。

「会社承継」に活路を見出した森さんは、自分が従業員を家族のように想う気持ちを承継してくれる引き継ぎ相手を探し始めました。

そうして、年商100億を超えるゼネコン企業の三和建設株式会社とご縁が繋がることに。改修工事部門の強化をしたかった三和建設にとっても、会社の強みと課題をお互いに補完できる理想的なパートナーでした。

従業員は当初、厳しい反応だったとのことですが、最後まで従業員の生活や気持ちを重視して意思決定をしてきた二代目社長に、最後は心から前向きに納得され、新しい体制を迎えたとのことです。

チャンスに溢れた八王子で独立を志し、笠原さんはリフォーム事業にチャレンジしました。

人柄、熱意、誠実さで気付けば売上の7割はリピーターからの受注になり、自治体との取引も増え、笠原さんが立ち上げた「マルカ創芸」は地域になくてはならない存在となります。

創業から26年が経った2022年。自分が引退した後の後継者に笠原さんは悩むことになります。

「息子に跡を継いでほしくもあるが、自分で選んだ仕事を頑張っている。自由に歩んでもらいたい」

そんな中「東京都中小企業振興公社で取り組んでいる企業再編促進支援」で「第三者承継」という手段を知った笠原さん。

後継者を探すべく何人かと面談を重ね、そこで自分と同じように熱意と誠実さを持った、タウン不動産株式会社の代表、清水さんという理想の人物と出会うことができました。

「お付き合いのある1,300者のお客様と、自身がこれまで守ってきた八王子地域をぜひ託したい」

第三者承継を決めた笠原さんは、今後5年間マルカ創芸に残られ、これまでの経験を活かして事業を成長させていかれるとのことでした。