まず、「ジョリパット」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ジョリパットフレッシュとは?
ジョリパットフレッシュとは、古くなってしまったジョリパットの上から、ローラーで簡単に施工できる、ジョリパット専用の塗り替え用塗料です。ジョリパットの砂壁状の風合いをよみがえらせるには欠かせないものです。
ジョリパットフレッシュを塗ることで、汚れの付着を防いで美観を保ちやすくなります。
また、防カビ性・耐候性にも優れているので、菌類の繁殖を防いで退色がしづらいというメリットもあります。
遮熱タイプであるJQ-810という品番を使えば、外からの熱を遮断する機能があるので室内の温度上昇を抑えられます。
ジョリパット系外壁の塗り替えの際の注意点
ジョリパットによる塗装は、繊細で美しいデザインで高い人気がありますが、美しさを維持するためにはメンテナンスが欠かせません。おしゃれな外壁材だからこそ、傷んで劣化する前に早めのメンテナンスが必要です。
ジョリパット外壁の特徴を知った上で、適切なタイミングで、適切な塗料を使って塗り替えすることをおすすめします。
ジョリパット系外壁の特徴を知る
ジョリパットの表面塗膜は、紫外線によって徐々に劣化するため、汚れが付きやすくなったり、ひび割れしてしまったりします。その結果、ジョリパットの美しい外見が劣化し、外壁としての強度も下がってしまいます。
塗り替えの目安となる劣化症状としては、吸水・カビや苔・ひび割れなどが挙げられます。外壁をチェックして、これらの症状があれば、塗り替えを検討することをおすすめします。
雨水を弾かない
塗り替えの目安として紹介した吸水性ですが、雨水を弾かなくなったら劣化していると判断できます。また、外壁に水をかけたときに水がしみ込んで、外壁の色が濃くなるような状態も劣化しているといえるでしょう。
そのまま放置すると、ジョリパットが水を含み続け、さらに劣化してしまうため注意が必要です。
塗り替え時には専用塗料がある
ジョリパット外壁が劣化した際のメンテナンスは、外壁の塗り替えが必要となりますが、ジョリパット専用塗料の「ジョリパットフレッシュ」があります。
ジョリパットフレッシュなら、現在の外壁の上質な質感を維持したままよみがえらせることができます。現在のジョリパット外壁のデザインを維持したいときにおすすめです。
ジョリパットフレッシュの利点3つ
ジョリパット外壁の塗りなおしを検討する場合は、塗料にはジョリパットフレッシュがおすすめといわれています。では、ジョリパットフレッシュには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ジョリパットフレッシュで塗り替える3つのメリットを解説します。
1:ジョリパットとメーカーが同じ
ジョリパットの老舗メーカーにアイカ工業がありますが、アイカ工業ではジョリパット専用の塗り替え材「ジョリパットフレッシュシリーズ」を販売しています。
ジョリパットは、通常の塗料で塗りなおすと表面の質感が失われてしまうことがあります。できるだけ現在の質感を残して塗り替えたい場合は、同じメーカーの塗り替え材の「ジョリパットフレッシュ」がおすすめです。
2:カラーが豊富である
ジョリパットフレッシュのカラーバリエーションは、住宅専用タイプ「ジョリパットフレッシュJQ-800シリーズ」で127色あります。また、遮熱効果のある「ジョリパットフレッシュクールJQ-810シリーズ」は89色です。
表面の上質な質感を残したまま、好みのカラーで塗り替えできることもメリットといえます。
参考:ジョリパットフレッシュ|アイカ工業3:ジョリパットの質感を生かすことができる
ジョリパットはデザイン性の高い外壁です。そのため、通常の塗料で塗りなおすと表面の質感が塗りつぶされてしまう可能性があります。
ジョリパットフレッシュは、ローラーで施工するだけで、ジョリパットが持つ上質な質感をよみがえらせることができます。ジョリパットの塗り替えは、塗料選びが重要です。
一般外壁用塗料を塗るケース
ジョリパット外壁は比較的新しい外壁のため、近年塗り替え需要が増加し、ジョリパット専用塗料が販売されるようになりました。
専用塗料が発売されるまでは、水性セラミシリコンの艶消しなどで対応していましたが、現在でもジョリパット専用の塗料を使わずに一般外壁用塗料が使用されるケースがあります。
しかし、ジョリパッドの上質な質感を残すのであれば、ジョリパットフレッシュなどの専用の塗料を使うことをおすすめします。
ジョリパットフレッシュでの塗り替えについて知ろう
ジョリパット外壁は、おしゃれな模様や質感が人気の塗装材です。そのため、塗り替えをする際には専用の塗り替え材をおすすめします。
ジョリパットと同じメーカーが販売していて、127色ものカラーから選ぶことができる専用の塗り替え材「ジョリパットフレッシュ」は、今までの風合いを残しながら、ローラーで簡単に施工できます。
ジョリパット外壁の塗り替えをする際には、ジョリパットの特徴を理解した上で、ジョリパット専用の塗り替え材を選ぶようにしましょう。