外壁材を安い順に紹介!商品ごとの価格と安くする方法

  • 【更新日】2024-12-23
外壁材安い

外壁材は見た目・性能・耐用年数の長さなど様々な選び方がありますが、費用も重視したいところ。

そこで、できるだけ外壁材の費用を安く押さえたい方に向けて、外壁材で安いもの外壁工事費用を抑える方法をご紹介します。

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外壁材の安い商品を紹介!

1.窯業系サイディングの安い商品

窯業系サイディングの外壁材で安い商品は、モエンエクセラードフュージェ プレミアムレジェールの3つです。

価格は、安い場合は約3,500円/㎡です。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー
モエンエクセラードの画像

モエンエクセラード

豊富なデザインバリエーションと高い耐久性 約4,200〜5,100円/㎡ 20〜30年 ニチハ株式会社
フュージェ プレミアムの画像

フュージェ プレミアム

コストパフォーマンスに優れ、施工が容易 約3,500〜4,500円/㎡ 20〜30年 ニチハ株式会社
レジェールの画像

レジェール

高い断熱性と防火性を兼ね備えた製品 約4,000〜5,000円/㎡ 20〜30年 ケイミュー株式会社

2.金属サイディングの安い商品

金属サイディングの外壁材で安い商品は、アルカベール金属サイディング はる・一番ネオスパン プレミアムの3つです。

価格は、安い場合は安い場合は約3,500円/㎡です。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー
アルカベール の画像

アルカベール

高い耐久性と軽量性を持ち、デザインも豊富 約4,000〜5,000円/㎡ 30〜40年 YKK AP株式会社
はる・一番の画像
属サイディング はる・一番
施工が簡単で、コストパフォーマンスに優れる 約3,500〜4,500円/㎡ 20〜30年 ケイミュー株式会社
NS型 ネオスパン プレミアムの画像

ネオスパン プレミアム

錆びに強く、メンテナンスが少ない 約4,500〜5,500円/㎡ 30〜40年 ニチハ株式会社

3.モルタルの安い商品

モルタルはセメントのように固めて作る外壁材のため、リフォームで使われる機会は多くありません。

代表的な商品には、流し込みセメントがあります。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー
 

 流し込みセメント

豊富なデザインバリエーションと高い耐久性 約4,200〜5,100円/㎡ 20〜30年 サンホーム工業株式会社

4.木材系サイディングの安い商品

木材系サイディングの外壁材で安い商品は、サーモアッシュT&Gパネルサイディング(上小節)ウェスタンレッドシダー外装材の3つです。

価格は、安い場合は安い場合は約4,500円/㎡です。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー
サーモアッシュの画像

サーモアッシュ

自然な風合いと高い断熱性を持つ 約5,000〜6,000円/㎡ 20〜30年 大和屋
T&Gパネルサイディング(上小節)の画像

T&Gパネルサイディング(上小節)

高いデザイン性と温かみのある仕上がり 約5,500〜7,000円/㎡ 20〜30年 株式会社進藤木材店
 

ウェスタンレッドシダー外装材の画像

ウェスタンレッドシダー外装材

施工が簡単で、コストパフォーマンスに優れる 約4,500〜6,000円/㎡ 20〜30年 株式会社ナガイ

5.樹脂系サイディングの安い商品

樹脂系サイディングの外壁材で安い商品は、WALL-JNew Color ScapeMasticの3つです。

価格は、安い場合は安い場合は約3,500円/㎡です。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー
樹脂サイディング「WALL-J」|旭トステム外装|LIXILグループ

WALL-J

高い耐久性とメンテナンスの少なさ 約4,000〜5,000円/㎡ 20〜30年 旭トステム

New Color Scape

施工が簡単で、コストパフォーマンスに優れる 約3,500〜4,500円/㎡ 20〜30年 ゼオン火星株式会社
Image
Mastic
錆びに強く、メンテナンスが少ない 約4,500〜5,500円/㎡ 20〜30年 Ply Gem

6.タイルの安い商品

タイルの外壁材で安い商品は、ベルパーチ外装壁タイル[はるかべ工法用]ストーンタイルの3つです。

価格は、安い場合は安い場合は約8,500円/㎡です。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー
ベルパーチ

ベルパーチ

高い耐久性と美しい光沢 約9,000〜12,000円/㎡ 30〜50年 lixil
外装壁[はるかべ工法用]

外装壁タイル[はるかべ工法用]

施工が簡単で、デザインバリエーションが豊富 約8,000〜10,000円/㎡ 30〜50年 lixil

ストーンタイル

高い耐久性とメンテナンスの少なさ 約10,000〜12,000円/㎡ 30〜50年 ケイミュー株式会社

7.ALCパネルの安い商品

ALCパネルの外壁材で安い商品は、ヘーベルシポレックスクリオンの3つです。

価格は、安い場合は安い場合は約7,000円/㎡です。

製品名 特徴 価格 耐用年数 メーカー

ヘーベル

高い耐火性と断熱性を持つ 約7,000〜15,000円/㎡ 60年以上 旭化成株式会社

シポレックス

高い耐火性と遮音性を持つ 約7,000〜15,000円/㎡ 60年以上 ケイミュー株式会社

クリオン

高い断熱性と調湿性を持つ 約7,000〜15,000円/㎡ 60年以上 クリオン株式会社

外壁材で安いのはどれ?安い順に紹介

外壁材の種類9つ

家の外壁として使用される外壁材は、主に9種類あります。

外壁材は建物の外側の仕上げとして、見た目の印象を決定付けたり、外気温の変動や周囲の騒音から建物を保護する役割を担っています。

外壁材の素材によって、機能性やメンテナンス方法も様々。現在主に使用される外壁材の特徴や注意する点を解説していきます。

1:窯業系サイディング

金額 メンテナンス時期
3,500~5,000円 7~8年

現在の主流な外壁材で、戸建て住宅の約75パーセントの外壁で使用されています。セメントに無機質と繊維を混ぜ、板状に整えられ、タイル調や木目調など様々なデザインに加工されます。

幅広いバリエーションで、和風にも洋風にも対応できます。また耐久性に優れており、衝撃にも強いため、自然災害から家を守ります。一般的なメンテナンスは、目視で汚れやひびが目立ちやすくなると、5~10年の間で塗り替えが必要です。

2:金属系サイディング

金額 メンテナンス時期
4,000~6,000円 10~15年
アルミニウムやアルミなどの金属でできており、軽量でありながら頑丈で、冷害に強い外壁材です。工場で一貫して製造されるため、均一のできあがりで品質は安定しています。

スタイリッシュなデザインに仕上がり、塗装仕上げが不要のため、工事時間を短縮できます。外壁の塗膜は、太陽光や雨風でダメージを受け、白い粉が表面に現れ始めます。この時期に再塗装を実施する必要があります。

3:モルタル

金額 メンテナンス時期
4,800円~9,000円 5~10年
セメントと砂と水を混合して、コテで塗装する外壁材です。色のバリエーションが豊富で、熟練した職人の技術で、味のある風合いに仕上がります。さらに、他の素材と組み合わせ、個性的な外壁を演出できます。

耐火性に優れており、デザインの自由度が高いところが魅力です。モルタルは、揺れに弱く、ひびが入りやすい素材のため、表面の損傷が見られる場合は、補修工事を実施する必要があります。

4:木材系サイディング

金額 メンテナンス時期
6,000~8,000円 7~10年
天然の木材を使用した、環境に優しい外壁材です。使用すると、温かみのある風合いに仕上がり、熱を遮断する効果もあります。1本1本表情が異なり、木材ならではの雰囲気を出したい時におすすめです。

準防火地域に該当する場合、延焼の危険性があるため、使用箇所に注意しましょう。木材は雨水が、腐食や変色の原因となりうるため、表面に異変が見られれば塗り替えが大切です。

5:樹脂系サイディング

金額 メンテナンス時期
7,000~9,000円 10~20年
樹脂素材でできており、非常に軽いことが魅力の外壁材です。海外の住宅で使用されるサイディングですが、近年は日本でも注目されるようになりました。

耐候性に優れており、過酷な環境でも適応することができます。選べるデザインは限られますが、さびにくく変色しにくいため、美しい見た目を保ちます。さらに、耐久性があるため、メンテナンスを最小限に留めることが可能です。

6:タイル

金額 メンテナンス時期
7,000円~9,000円 10~15年
タイルは、粉砕された粘土や石材を焼成してできる外壁材です。耐久性があり、使用することで建物に高級感が生まれます。頑丈でひび割れが起きにくく、定期的に汚れを拭き取れば、美しい外観を保つことができます。

メンテナンス面では、耐久性に優れており、タイルの接着部分の剥がれに注意すれば、補修コストを抑えることができます。

7:ALC(エーエルシー)

金額 メンテナンス時期
7,000円~15,000円 10~15年
無数の気泡によって軽量化された、コンクリート素材の外壁材です。内部の気泡によって、衝撃を抑えるため耐震性があります。また、断熱性も優れているため、外気の気温の変化を抑え、快適に過ごすことができます。

ALCは防水性が低く、雨水が内部に浸透し、家の構造に悪影響を及ぼします。したがって防水性の高い塗料で塗り替えし、補修する必要があります。

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9つの中だと窯業系サイディングがおすすめ

安い外壁材は窯業系サイディング
9つの中では、窯業系サイディングがおすすめです。

安さではモルタルが勝りますが、メンテナンス時期などを加味すると、結果的に窯業系サイディングの方が良い場合があります。

窯業系サイディングは日本における一般住宅の外壁材のシェア率が最も高く、大量生産・大量受注されるため他の外壁材より比較的安いのが魅力です。

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外壁工事を安く済ませる方法

安い外壁材を選ぶだけなく、さらに一工夫することで工事費用を安く抑えられますよ

閑散期に施工する

外壁工事は、気候の安定しない梅雨の時期や低温になることが多い冬が閑散期です。

こういった閑散期は、お得なキャンペーンを実施することがあり、費用を抑えられるでしょう。

一方で気候の安定している春や秋は繁忙期となるため、価格交渉に応じてもらえる可能性は低いです。

相見積もりを取る

外壁工事は1つの業者ではなく、複数の業者から見積もりを取るのが良いでしょう。

同じ工事内容でも、業者によって工事費用は異なります

複数の見積もりを取得することで、価格の高い・安いだけでなく、提案内容や業者の対応を比較できます。

DIYで外壁工事を行う

外壁工事をDIYで行えば人件費を抑えられ、結果的に安く行うことができます

ただしDIYするためには、道具を揃えるところから始まり、時間と手間がかかります。

また素人が外壁工事をすることで施工不良が起き、業者に依頼したことで安くするつもりが高くつく可能性もあります。

不安に感じる方はDIYではなく、業者に依頼しましょう。

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まとめ

まとめ

外壁は使用する建材や、色で印象が大きく変わり、建物を保護する重要な役割を果たします。また、住んでいる地域や、重視する機能性を考慮することによって、快適な暮らしにも繋がります。

さらに、外壁材の特徴やメンテナンス方法を理解することで、外壁の耐久性を高めます。予算や好みのイメージに合わせて、最適な外壁材を選びましょう